Native Instruments(ネイティブ・インストゥルメンツ)がレガシー製品の提供終了を撤回。なぜ?

By ベン・ロジャーソン
2020年 3月12日

 

影響を被るカスタマーへのワークアラウンド(次善策)を調査中だと話すNI。

  

 (写真:Native Instruments)

  

Native Instrumentsが多数の「レガシー製品」の打ち切りを撤回し、同製品を引き続き利用したいと望む人たちのために見直しと「実行可能なワークアラウンド(次善策)」を検討すると約束した。

 

すでにご報告した通り、NIは5月31日を以って今回の対象製品を廃止すること、また、以後はすでにインストール済みの機器上では今まで通り利用可能だが、同社アクティベーションツールであるService Centerの停止に伴い該当製品の持ち主は新しいコンピューターでの再インストールができなくなることを発表していた。

 

ユーザーフィードバックを受け、 NI担当者のMattは KVRフォーラムに以下の投稿をしている。「私たちがここでの討論や複数のチャンネルを注意深くチェックしていることを皆さんにお知らせしたいと思いました。親身になって皆さんの声に耳を傾け取り組んでいく姿勢が欠かせないと感じています。これに関する皆さんのフィードバックに心から感謝します。そのフィードバックが本日決定した複数の変更事項の指針にもなっています。」

 

「結果として、追加情報をつけて提供終了製品の記事を更新しましたがそれだけでなく、内部でもこれについて検討しなおしました。本ページの最後に記載しましたが、NIはこのトピックについてさらに時間をかけて調査を行う予定で、旧アクティベーションメカニズムの提供終了製品の問題に対して考え得るワークアラウンド(次善策)を検討していきたいと思います。」

 

 

これが意味するのは?

 

この「追加情報」は同記事のFAQで見ることができる。アクティベーションツールであるService Centerの廃止という決断はセキュリティーの観点から下されたことが明言されている。また、運営システムとNIエコシステムの両方を理由として、「該当製品について、最新の運営システム上で妥当な努力の範囲内で作動させるためのアップデートが不可能なため」と述べている。

 

「サードパーティーの楽器やNIのコンテンツ製品に関しては現在、実行可能なワークアラウンドを調べています」と続く。 今回の件で影響を受けているカスタマーのためにNIはなにか他の解決策を調査しているのかという質問に対して、同社はFAQの欄で「はい、提供終了製品については特定の場合において、お客様自身の責任のもとで行われることを条件にしたサポートを用意する考えです。現時点では何もお約束することはできず、技術的な実現性についても評価が必要です。これについては可能な限り迅速に情報を共有したいと思っています。」

 

 

元記事 MusicRadar(英語)
https://www.musicradar.com/news/native-instruments-backtracks-on-its-decision-to-discontinue-legacy-products