コーチェラ2020が中止決定、2021年の開催は規模縮小か。

2020年6月10日
By フランチェスカ・ジュディン・バスバス 

 

 

【6月11日更新】

 

地方行政官らが、2020年のコーチェラ開催中止を公式に発表した。

 

カリフォルニア州リバーサイドの保健所に勤めるキャメロン・カイザー医師は、今も続くコロナのパンデミックによるリスクで地域の健康が危険に晒されているとし、特にコーチェラのような主要イベントを開催した場合のリスクを懸念する

 

「新型コロナが秋に悪化するとの意見が強まっているので、心配しています。多くの人たちに影響するため安易な決断はできません。私の考える最優先事項は、地域の健康です」と、ロサンゼルス・タイムス紙のニュースレポートでカイザー氏は話した。

 

 

本記事は、コーチェラの親会社が従業員の一時解雇に踏み切った後、ビルボード誌がコーチェラ2020の中止を確定したため更新されている。

  

  

ビルボード誌によれば、コーチェラを主催するアンシュッツ・エンターテイメント・グループ(AEG)は、コロナのパンデミックにより危機的状況に陥っており、現在従業員の15%を一時解雇し、大幅な減給も行われている。

  

「世界中にいる従業員がみんな、何かしらの形で影響を受けています。苦渋の決断ですが、残念ながら必要なことです」と、AEG最高経営責任者のダン・ベッカーマン氏が従業員宛てのEメールで綴る。

  

同氏は、主要ライブイベントに関して「しばらく再開はできないだろう」と続ける。つまり、コンサートやショーだけでなく、コーチェラなど既に延期が予定されていたものも今年中の開催は難しい。

 

それにも関わらず、コーチェラはまだソーシャルメディアでの発表をしていない。

 

カリフォルニア州の砂漠地帯で行われるコーチェラは、いち早く新型コロナによる延期を発表した主要音楽フェスのひとつだ。もともとは4月の2つの週末に行われる予定だったが、10月9~11日、16~18日に変更になり、その後公式に中止となった。

  

 

コーチェラは、トゥモローランド、ロラパルーザ、フジロックといった他の人気音楽フェスに並び、今年の開催を中止した。

  

コーチェラ2021については、来年上旬の段階ではまだ完全な状態での復活はないだろうとAEG社は考える。同フェスの役員らは、来年4月にキャパを縮小して行うか、はたまた来年10月まで待って規模の回復に努めるかを見極めている。

  

今年で20年を迎えるコーチェラは今回、フランク・オーシャン、トラビス・スコット、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンなどのヘッドライナーに呼び、豪華な出演者でイベントを盛り上げるつもりだった。また、2020年のコーチェラは20周年となるため、それを記念するドキュメンタリーも制作していた。

  

『20 Years in the Desert(砂漠での20年)』と題したコーチェラのドキュメンタリーはこちら:

 

 

 

 

元記事 Bandwagon(英語)
https://www.bandwagon.asia/articles/coachella-2020-s-cancellation-reportedly-confirmed